スタッフ日誌 塾長便り

2014年度を終えて

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多くの支援者や関係者のご協力のお陰様で、昨日ステップアップ塾2014年度予定分47回(うち台風休講1回・インフルエンザ休講1回)が終了いたしました。
無茶を承知で始めた見切り発車的なスタートではありましたが、おかげさまで本当に温かい塾運営が出来たのではないか、と感じています。この場を借りて皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

「日本における相対的貧困対策は、国や行政の仕事だ!」と言い切る年配の団体関係者に対し、「ではなぜ、民間の団体が開発途上国支援をするのですか?当事国の行政が本来するべき仕事を、国を超えて団体はやってきたはずですよね?問題が国内の話になると、『絶対的貧困』と『相対的貧困』問題に話がすりかわるのには納得出来ません。苦しんでいる人たちがいるのは現実の話なのに、自国の支援だとなぜ『国や行政の仕事』になるんですか?」と聞いた時、私の質問に答えられない所謂「偉い立場の方達」に失望した私は、賛同をしてくださる一般有志の方たちだけで当事業を始めることにしました。

思い返すと本当に大変な事業ではありましたが、少なくとも年間141時間(3時間×47回)の学習と給食、課外授業を通じて子どもたちの成長を促す機会を提供出来たのではないか、と感じています。

実際、開塾した当初の子どもたちは落ち着きがなく、挨拶も出来ず、一部を除いてコミュニケーションが「へったくそ」でした。
正直、口まで出かかる「子どもたちへの注意」を何度こらえたか、わかりません。

ただ、大人が口を出し過ぎることで若手の育たなくなる民間運動を多数見て来た私たちは、学生講師たちを信じきりました。
そして講師も生徒たちも、最終的に私たちの期待に応えてくれました。

具体的には多くの子どもたちの成績は上がり、笑顔が増え、めんどくさがりつつも挨拶が出来るようになり、友達同士で教え合うまでになりました。
そして、なんと不登校だった女の子は昨日、久しぶりに学校に登校出来たそうです。

まだまだ規模の小さい私塾ではありますが、学校教育から落ちこぼれる可能性のある子どもたちをサポート出来るよう、今後も事業を追求していきたいと思いますので、皆様引き続きご支援のほどよろしくお願いします。

ステップアップ塾
塾長 濱松 敏廣

————————–
塾生の皆さん
一年間、本当によく頑張りました。
最初はなかなか落ち着いて勉強に取り組むことが出来なかった人も、
一年をかけて友達を作り、
先生と仲良くなり、
それぞれ自分の弱点と逃げずに向き合って取り組んでいたと思います。
時々先生に叱られたり、悩んだり、自信がなくなったり、
勉強に向き合うことが嫌になる日もあったかもしれないけれど、
皆さんがノートや問題集を広げてじっと考える横顔は、
とても美しかったです。
これからもうんと勉強して、かっこいい大人になってください。

保護者の皆様
一年間、この塾を見守ってくださって、ありがとうございました。
この一年で強く感じたことは、
子どもたちはお母さんが大好きだ!ということです。
これは、決して年の小さい子だけではありません。
中学生になって、気持ちの表現が難しくなったりする人もいますが、
みんな、お母さんが見守ってくれること、喜んでくれることが嬉しいんだな、
と、いつも感じさせられてきました。
私たちにできることは、お母さんに比べれば、ほんの少ししかありません。
ですが、もしこの塾が必要であると感じてくださるなら、
いつでも頼りにしていただければと思っています。
ありがとうございました。

講師の皆さん
みなさん、本当にありがとうございました。
先生たちが子どもたちに真摯に向き合っていることで、
多くの子どもたちの表情が変わっていったと思います。
ある子は、自分からお話ができるようになり、
ある子は、自分から勉強に取り組むようになり、
ある子は、人に優しくすることを学びました。
全て先生たちのおかげです。
最初は、子どもたちとどう接していいのか分からない、
と言っていたのに、
あっと言う間に子どもたちの問題を自分の問題として考え、
立派な先生になって、
子どもたちと一緒にステップアップしてくれたね!
最後の授業の、残り5分も気を抜かずに指導している姿は、
本当に素晴らしかったです!
皆さん、間違いなくかっこいい社会人になると思います!
本当にありがとうございました。

ステップアップ塾
事業統括部長 星野 和香子

-スタッフ日誌, 塾長便り

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