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健太先生のお話し ~「学ぶ」ということについて~

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こんにちは。ステップアップ塾事務局です。
2017年になり、残す授業数もわずかになってきました。

今日は、今までなんとなく授業の時間を過ごしてきてしまったみんなに向けて、
健太先生からの「学ぶ」ということについてのお話しです。

******************

こんにちは。学生講師の青柳健太です。
私事で恐縮ですが約二週間後から、私は上海の大学へ留学に行ってきます。
そこで今回は「勉強」に関連したお話を二、三したいと思います。

まず、皆さんは「学ぶ」という言葉の語源を知っていますか。
これには諸説あるそうですが、私が高校生の頃に読んだ古文の参考書によると
「真似ぶ」という古語が語源となっているそうです。
「真似ぶ」とは読んで字の如く現代語では「真似る」という意味です。
確かに学ぶという行為と真似るという行為、この二つは似ているように思います。
例えば算数や数学の勉強では例題を解き、その解放を真似して類題を解いていきます。
他にも英語であれば教科書に載っている例文を真似るようにして、表現力や語彙力を身につけていきます。
皆さんも段々と学ぶことと真似ることの相似関係について実感してきたのではないでしょうか。

では、「学ぶ」ことは総じて「真似る」ことなのでしょうか。
私の答えはNOです。
「真似をする」ばかりでなく「真似をしない」こともまた「学び」なのだと私は思います。
皆さんに身近な勉強でこの説を確認してみましょう。
社会科の勉強を引き合いに出してみます。
そこでは様々な歴史事項を勉強するでしょう。
例えば戦争。
戦争を引き起こした要因や開戦後の各国の攻防が教科書には載っています。
皆さんはこれらの事項を勉強してどのように日々の生活に生かしていくことができるでしょう。
例えば争いを引き起こす要因を学んだのなら、それを「真似しない」ことで無用な争いを皆さんは避けることができます。
これはまさに「学び」ではないでしょうか。
数学などのように明確に定型化された唯一の答えが用意されていない科目では、
上記のような行動を求められる場面が多々訪れるかと思います。

現実の社会も「社会科」などの科目と同様に答えは複数用意されています。
そういった場面で皆さんに求められているのは、
皆さんが「是」とすることを真似し自分のものとしていく力だけでなく、
皆さんが「非」とするものから「真似をしない」という手段を通して自分自身を高めていくことです。
皆さんの周りには様々な人がいます。
その中には当然、尊敬に値すると思う人もいればそうでない人もいるでしょう。
尊敬できる人からは自分が良いなと思う点を真似し吸収していってください。
そうでない人からは、ただ軽蔑の念を持つのではなく、皆さんが良くないなと思う点を明確にしその点を真似しないことで、自らを魅力的な人にしていってください。
学ぶべき要素のない人はいません。

私自身、小学校入学前に両親が離婚し母子家庭で育ちました。
小さい頃に出ていった父親のことはあまりよく思っていません。
しかし、その時にただ毛嫌いし切り捨ててしまっては勿体ないです。
せっかく出会ったのだから学ぶべきところを探して自分の糧にしていきましょう。
綺麗事のようですがとても効果的です。

そしてもう一つ皆さんにお話ししたいことがあります。
皆さんが通っているこのステップアップ塾は、たくさんの人の支援をいただいて運営されています。
そして支援者の皆さんが望んでいることは、皆さんが様々な制約を受けずに心ゆくまで”勉強”をすることです。
あくまで”勉強”です。
当然、この塾には皆さんの居場所としての側面もあります。
しかしそれは副次的な面に過ぎません。
皆さんは”勉強”をしに来ていて、周りの大人は皆さんが”勉強”をできるように環境を整えています。
皆さんが支援者の方達に感謝の意を示したいと思うのならば、”勉強”で結果を出すことが最善の方法だと思います。
何も周りの大人は薄っぺらい「ありがとう」などという言葉は特段望んではいないでしょう。
そんなことはこの塾で塾長先生はじめ各先生方と時間を共にしていれば出来て当然のことです。
無論、感謝していなくても「ありがとう」という言葉は言えますし。
本当に皆さんがするべきことは、日々の勉強の成果を目に見える形で支援してくださっている方々に示すことでしょう。
毎週行っている百ます計算や英単語テストの結果で簡単に形で示すことができます。
1日30分でも時間をとって単語を覚えテストを受ける。
このくらいのことはやって当然です。
勉強をする環境を整えてくれる方への最低限の礼儀です。
百ます計算も制限時間いっぱいまで喰らいつく、このくらいのことはしましょう。
生徒としてではなく人としての義理を通してください。
少し気になっていたのでここで言いました。
心当たりのある人は少し気に留めてみてください。

とても長くなってしまいましたが私からの話は以上です。
皆さんのことを遠く上海からも応援しています。

*******************

健太先生は、生徒たちと遊ぶのがとても上手で、
いつも休み時間は楽しそうにみんなと遊んでいました。
でも、いつもおどけて見せているだけで、
本当は塾生のみんなのことを、心の深いところで想い、応援してくれているんです!
他の先生たちも、同じ気持ちだと思います。
だから、ボランティアで、今まで自分が頑張って手に入れた「学び」を、
みんなに惜しげもなく提供しているんです!

健太先生、上海でもお元気で!
今までありがとうございました!!

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