講師ボランティアの募集

✅ 講師ボランティア概要

※2023年度の授業は基本的に各教室の対面授業を重視しつつ、リモート授業を併用します。
Cisco Webex Meetingを利用しています。
※食事は現地指導の講師に限り、提供します。
※ボランティア証明書や感謝状は、希望者に発行します。
※高校生や未経験者も大歓迎です。
※新規の方は関連資料のご請求および確認をいただいた方に限り、改めて登録フォームをお送りさせていただきます。

✅ 講師&スタッフ ボランティア規約

教育目標「自ら学ぶココロを育てる」
教育理念「学びは自分を助ける」
教育テーマ「自ら学ぶ人になる」

✅ 講師&スタッフボランティア心得

一、「できない」ことを責めず「どうすればできるようになるか」「どうすればやりたくなるか」を考えること
一、「それが子どものためになっているか」を最重視して指導にあたること
一、講師は塾生の手本であることを意識し、あいさつや返事などははっきりと行うこと
一、勉強の技術指導だけでなく他者への敬意を示し、思いやりと助け合いの精神を伝えること
一、講師および運営スタッフ間のチームワークを大切にすること

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✅ 講師&スタッフボランティアルール

1. リモート授業時も、極力身だしなみに気を付けてください。講師が西新宿B.Oや新江古田B.Oなど現地での授業に参加をする場合はスーツ・ジャケットまたは制服を着用して下さい。髪型、アクセサリー等については問いません。
2. 塾生、ひとりひとりを名前で呼んでください。
 ※親しくなるためであったとしても、生徒によっては呼び捨てが良いとも限りません。DV経験のある子どもにとっては、「さん」「君」をつけて(=大人に大切にされて)呼ばれる経験も貴重です。
3. 講師同士、スタッフ同士の間でも必ず「○○先生」と呼んでください。
 ※2と同様に、お互いを尊重し合う大人の姿を見せることも大切な教育と理解してください。
4. 塾生および保護者との連絡先の交換は絶対にしないでください。塾生と個人的に連絡を取り合うことはトラブルの原因となるため、塾生と連絡を取りたい場合には必ず塾長または事務局を通して行ってください。
5. 子どものプライバシーを保護することを約束して下さい。教室での写真や塾生と一緒に撮影した写真などをSNS等に掲載したい場合は、必ず塾生の顔が分からないように画像処理を行い、事務局に確認の上で掲載して下さい。
6. 不登校の塾生で心のケアが必要であると考えられる場合は、資格を持つ専門家スタッフに相談しますので、事務局にお知らせ下さい。「先生に話を聞いてほしい」という申し出が塾生からあった場合は、塾の時間内で聞くようにして下さい。

✅運営方針

ステップアップ塾では、
①学力の向上
②基礎的なマナーの向上
③コミュニケーション力の向上
④心身の健康
など、4つの力を総合的に育成・向上させることを目指しています。

無償のボランティア活動ではありますが当塾の取り扱う生徒は複雑な事情がからみあう子どもも少なくありませんので、講師やスタッフの皆様には以下の点に留意していただきますよう、ご協力をお願いいたします。

(1)「教える」という行動は塾生たちの成長に対し責任を伴う活動です。常に向上心を持って真摯に取り組んでください。
(2)塾生の目線に立って「分からないこと」を判断し、常に学習環境として与えうる最善の指導を提供してください。「どうして分からないの?」「この前、教えたでしょう?」といった、分からないことを責める発言は厳禁です。
(3)塾生の成績を向上させるために有意義と考えられる学習や研究に、積極的に取り組みましょう。
(4)当塾の基本理念は「褒めて伸ばす」が基本です。先生としてはもちろんお兄さんやお姉さんになったつもりで親身な指導を心がけてください。
(5)思春期の子どもたちは精神的に不安定な時期であることに留意し、不適切な表現や不用意な発言には十分注意してください。 ex)両親、お父さん
(6)現場内の如何なる問題も、迅速に責任者に報告をしてください。何らかの理由で責任者と連絡が取れないなど、緊急性が強い場合はこの限りではありませんが、その場合も責任者への報告を上位優先事項としてください。
(7)塾運営で最も優先する事項は「生徒の安全」で、次点は「ご家庭との連携」と心得てください。
(8)ステップアップ塾運営において、塾生や保護者を守るために講師やスタッフの皆さんにお知らせできない情報もありますので、ご了承下さい。

✅学生講師の声(2018〜)

◆早稲田大学3年 柳川 拓弥
「生徒とともに学んでいく塾」 僕がステップアップ塾の講師をしていて思うのは、生徒に勉強を教える中で、自分自身も様々なことを学んでいる、 ということです。ただ勉強を教えるだけではなく、生徒と一緒に遊んだり、ご飯を食べたり。とても楽しいステップ アップ塾を是非一緒に盛り上げましょう!

◆東京大学3年 高橋 弘武
「自分を見つめ直す場」 この塾は生徒に勉強を教えるだけではなく一緒にご飯を食べたり課外活動もします。そこで気が付くのは生徒が僕 たち「大人」をよく見ていると言うことです。この塾は僕にとって、自分を子供達の模範となる大人として見つめ 直す場所になっているように思います。

◆早稲田大学3年 半田 竜樹
「兄弟姉妹のような関係」 生徒と先生の距離感はとても近く、お兄ちゃんお姉ちゃんとしてたくさんの弟や妹ができた感覚になります。生徒 たちが心を開いて話しかけてくれるので、この場所を守っていきたいなと思って毎週の活動を行っています。

◆上智大学3年 片山 みらい
「先生と生徒が一緒に成長する場所」 “先生”という立場で通っていますが、生徒達の姿からいつもたくさんのことを教えてもらっています。ステップ アップ塾は、生徒・先生という関係性を越えて、十人十色の個性を持った人間として対等に向き合い、一緒に成長 していくことができる場であると思います。

◆お茶の水女子大学2年 野作 美優
「心と心が通う場所」 学習指導や授業前後のおしゃべり、テーブルをみんなで囲む給食を通して生徒との心のつながりを強く感じられます。 私にとって大切な居場所です。

◆ 江釣子由萌/早稲田大学新3年
「何かが変わる瞬間」
学生講師ひとりひとりが、塾運営にも生徒にも大きな影響を与えています。自分の考え方も、講師になる前と後では大違い。自分の力で何かが変わる瞬間、そんな瞬間を何度も味わえるやりがいのある場所です。

◆ 倉光 杏佳/早稲田大学新3年
「人間力を大事にする塾」
この塾のいいところは、勉強する時間を確保できることももちろんですが、自分のためにどれくらいの人が動いてくれているのかを実感できることだと思います。感謝の気持ちや礼儀がしっかり学べます。

◆ 薗田大二郎/日本医科大学新3年
「僕の目標」
みんな赤の他人です。
お金ももらいません。
それでも同じ目標に向かって共に頑張る場所。
生徒の笑顔を願い、自分の成長を目指せる場所です。

◆ 柳川 拓弥/早稲田大学新2年
「先生というよりお兄ちゃん」
学習指導だけにとどまらず、生徒と仲良くご飯を食べたり、課外活動を行なったりすることで、生徒ととても良い関係を築くことができます。毎週塾に来ることが楽しみになるはずです。

◆ 宮下 芽衣/上智大学新2年
「人間的に大きくなるための場所」
ステップアップ塾は、子ども達が人間的に大きくなるための場所だと思います。勉強はあくまでその要素の一つです。
約8ヶ月ボランティア講師として参加する中で、子どもが持つ「可能性」を肌で感じることができました。これからも、たくさんの子ども達がステップアップできる学習環境作りをしていく一員でありたいと思います。

◆ 高橋弘武/東京大学新2年
「生徒と講師、学びあいの塾」
この塾の生徒は勉強が苦手な子が少なくないですが、それでも少しずつできるようになっていく姿を見ると大きなやり がいを感じます。また生徒達に接する中で新たに気付かされることも多く、貴重な経験になっていると感じます。

✅講師ボランティアFAQ

Q1:全部の授業に出られるかわからないのですが、応募はできますか?
A1:はい、シフトを組ませていただきますので、可能な限りの参加で結構です。

Q2:授業が18時まであるため、必ず遅刻します。講師としての参加は難しいですか?
A2:いいえ、授業その他がある場合は30分以内をめどに参加出来れば大丈夫です。

Q3:早稲田ではなく他大学の学生ですが、学生講師サークル「ステップアップルズ」に入ることは義務ですか?
A3:いいえ。強制ではありません。ただし、二年以上の活動を見据えている場合、素晴らしい学生たちが多数在籍し横のつながりが増えるサークルは、活動を見守る大人たちとしても彼らの自主性を大切にしているのでオススメしています。お問い合わせ先はapples@stepup-unesco.comです。

Q4:現役の大学教授や塾講師ですが、講師にはなれませんか?
A4:講師は現役の高校生と大学生、専門学校生に限定しており、社会人の方は紹介制でのご参加をお願いしています。ご了承ください。

Q5:バイトがあるため、課外授業の参加は難しいです。通常授業だけの参加は出来ると思うのですが・・・。どちらかの参加だけでは難しいですか?
A5:学習指導だけでも課外授業だけの参加でも大丈夫です。当塾では子ども達との交流を大切に考えているので、勉強時間は勉強に集中し、生徒とのコミュニケーションは課外授業を中心に行っていただきたいと考えています。

Q6:講師経験がないのですが、大丈夫ですか?
A6:私たちが講師に一番求めていること、それは子ども達との「ココロのキャッチボール」です。勉強だけに限ったことではありませんが、子ども達がなにかを「好き」になるきっかけは、身近なお兄ちゃん・お姉ちゃんが影響している場合が多いです。子どもの立場になることが出来るだけで、あなたはじゅうぶん当塾での講師の資格があるのです。また、講師間での反省会が定期的に行われているため、指導テクニックも自然に覚えることが可能です。

✅塾長からのメッセージ

当塾を端的に言い表せば、「徳育≧知育」を掲げる、食事と自習室つきの無料塾です。その上で、前提として最低限ボランティアの皆さんに意識して欲しいことを書きます。

それは言うまでもありませんが、当塾に通う生徒は大多数が現実の教育格差に苦しむ子ども達だと言うことです。

これは時間を共にしていく中で忘れられがちなことなので誤解を恐れずに敢えて記しますが、当塾のような無料学習塾に通う生徒の多くはそもそも勉強が苦手な子どもです。スポーツに例えれば、ジョギングすらまともにできない状況です。塾に入ったばかりの子ども達の最も多い成績分布を挙げれば、8割以上は学校の成績も下位の生徒だと言えるので、教材や指導技術を整えるだけの学習指導を行っても子ども達は授業について行くことすらできません。

また、これは最近の日本の子どもには多くがあてはまることだと言えますが、現代社会の子ども達は甘やかされて育つことが多いのでしょう。マナーやルールを学ぶ機会がないまま、社会に出てしまう人が増えています。

「人に何かをしてもらったら、お礼を言う。」
「ご飯をご馳走してもらったら、『いただきます』を言う。」
「友達の親御さんに何かをしてもらったら、保護者にその報告をする。」
※ 保護者がお礼を伝える必要があるため etc…

たとえ勉強が出来たとしても上記最低限のマナーすら守れない人は、社会に出てからチャンスを逃すことが多い人生になる、と言えるでしょう。学習支援を通じてのボランティア活動ではありますが、子ども達にとって必要な支援は決して勉強を教えることだけではないのです。

当塾は非営利とは言え、学力向上のみならず本質的な「教育」に向き合う塾のため、4つのカリキュラムをベースにしながら、学力の向上とともに挨拶やマナーも指導しています。

子ども達の背景にこそ教育格差の本質が隠れていますので、その点を特に配慮をしていただき、みなさまには気持ち良くボランティアとして関わっていただけると幸いです。

ステップアップ塾 塾長 濱松 敏廣

投稿日:2020年4月17日 更新日:

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