クリスマスキャンペーン スタッフ日誌

男女平等って、

投稿日:

**************
クリスマス洋書プレゼントキャンペーン2019~英語で広がる子どもたちの未来~
キャンペーン終了まであと3日!
みなさんのご寄付が、子ども達へのプレゼントになります。
→Syncable キャンペーンサイト
https://syncable.biz/campaign/758?
**************

先日見つけた、こども新聞の記事から。

教育と健康の面では男女差は解消されている一方で、政治家や管理職、経営者の女性の比率が低い、という説明が書かれていました。

ひとり親家庭の中でも母子家庭の貧困率が高い、という調査結果は以前から指摘されてきたことです。ひとり親家庭でお母さんたちが社会的に不利な立場に置かれがちであることは、塾運営の中でも何度も聞かされてきました。
大学を卒業し希望する職種に就いた女性が、結婚により退職し、その後離婚をして子育てをしながらの再就職ができなくなってしまったという話、若年結婚によって学歴が低く離婚後に就職が難しいという話、DVによって精神的なダメージが大きく、通院・治療をしながら再就職先を探すことが難しいという話、母子シェルターにいたため名前も変えて住所も仕事もなくしてしまい再出発がすごく大変だったという話…本当にいろいろです。

一人で育児をしていること=就職のハードルになっている、という印象がどうしてもぬぐえないのですが、ここなんとかならないかな。政治家や経営者、管理職の中に女性の割合が増えていかないと、お母さんたちの意見は世間に反映されにくいのでしょうか?
子育てって、控えめに言っても国民を、つまり未来の納税者を育てているっていうすごく大事な仕事をしているはずなのに、子育てという仕事に対する評価が世間的に低い(女性なら誰でもできる、なんなら仕事の片手間でできる、と思われている印象)のがどうも納得いかないです。政治家の方は、国民の代表として政治を行っているんですから、自分の性別に関係なく半分くらいの人は女性の意見を理解して代弁する人であってもおかしくないんだけどな、と私は勝手に感じています。

新聞記事では、いわゆる人の上に立つ立場の女性が少ない日本=男女が平等でない国、という紹介のようになっていますが、本質的には女性の立場や意見を理解している「人」が政治家や管理職・経営者に少ないってことに尽きるのかもしれません。
ひとりで子育てと仕事を頑張りすぎるくらい頑張っているのに、しんどい思いをしているお母さんは、世の中にたくさんいます。そういうことにもっと目を向けて、「大変なのはあなただけじゃないんだし」ではなく「一緒に国民を育てましょ!」という風潮になっていけば、男女の格差も教育格差も少しはよくなるのかもしれないな、と思わされました。

-クリスマスキャンペーン, スタッフ日誌

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

幸せな時間

6月20日のメニューは・・ ① チキンカツ (カレー塩) ② ジャガイモと玉ねぎの煮物 ③ 厚焼き玉子とロースハムのサラダ ④ トマト&レタス ⑤ ズンドゥブチゲ風ニラ入りスープ ⑥ ごはん 沢山の食 …

食事のはなし

困っている子どもは、本当に見えにくい、という話。 晩ご飯は、子どもたちが「勉強がんばったら美味しいご飯が待っている!」っていう、モチベーションの一つにしてほしくて、またいつも一人でご飯を食べていたり、 …

6月24日 授業レポート

はじめに こんにちは!学生講師の柴田風花です!だいぶ暑くなってきましたね、、!もうすぐで梅雨も明けそうなので暑さに負けず頑張っていきましょう!遅くなってしまいましたが、24日の授業をレポートします! …

地図づくり ワークショップ

ステップアップ塾では、毎週授業の前に簡単なワークショップをしています。 目的は、コミュニケーション力のアップ! コミュニケーションを通じてお互い認め合うことで自信をつけたり、元気ややる気をもらって、自 …

10月15日 授業レポート 学生講師・しおり

こんにちは!記事執筆は2回目です。伊勢先生から、「授業後反省会でしおり先生のエピソードが素敵だったから」とオファーを受けました✨自分で自分のハードルを上げていますね。 さて本題。今回のワークショップは …

記事カテゴリー

Translate:

◆映像紹介

▼2021年SUJ公式「私が勉強する意味」
-学生ボランティア講師からのメッセージ-

▼2021年SUJ公式
「オンライン授業下の工夫」

▼2018年放送
日テレ「すけっと」公式ダイジェスト

▼2015年製作


◆支援をする

▼クレジットカードで寄付

▼口座振込で寄付

▼税控除サイトで活動指定寄付

▼携帯電話支払いから寄付
▼塾が必要とする物資で支援
▼持っている本で塾に支援


◆登録をする

▼入塾資料請求フォーム

▼ボランティア登録フォーム


◆LINK

▼運営「NPO法人維新隊ユネスコクラブ」

▼自習室「STUDY CAMP」

電話サポート(平日10-18)