改造計画vol.1
改造計画vol.2
改造計画vol.3
改造計画vol.4
和弥先生との作業後、「間に合うのかなぁ?lと思いつつも空き時間を利用しながら作業をほぼ毎日進め、ついに車両が完成しました。
車両の特性上、「STEPUP Movable VAN」略して「ムーバヴォ」と呼ぶことにします。
✅照明や足もとへの工夫

授業時、手元カメラが必要ない照度を確保するために、車内は6灯のLEDを取り付けました。また、土足での運用を考えジョイントマットを敷き詰めましたが、実際に利用する生徒に相談したところ全員「裸足の方が良い!」との意見だったため、靴を脱いでの運用形態に変更。
雨天時の靴や傘の逃げ場、そしてオーニング等は後日考えますが、原状回復はしやすいのでむしろ前向きに考えています。
✅電力不足にならない工夫

車両の運用で怖いのは、バッテリー上がりによる電力不足です。最近ホームセンターなどで安売りされているポータブル電源をサブバッテリー化し、かつ高速充電の可能なアイソレータを車両のバッテリーに繋ぐことで、夏場のポータブルエアコン稼働にも耐えられるよう調整しています。
また車両に乗り込む際、子どもの身体サイズでは乗り降りしにくいと思い、端材を使ってステップも2つ作りました。ベンチ下にピッタリ収納出来ることも、密かなこだわりです。^_^
✅「毎回、ここで勉強したい!」と言う嬉しい感想

例年4月の第3土曜はステップアップ塾共通の年度初回授業のため、車内でもwebex meetingを繋ぎながら全国5教室+オンライン生徒の様子を確認しつつ駐車場と教室を行き来しましたが、特に前橋敷島教室に関しては少数ながらも生徒数が増えたことで、教室自体が全体的に活性化されたように感じました。
また車内授業に関して言えばデザインしてくれた和弥先生が言う通り、利用した生徒や学生講師はクッションなしのベンチでも全く気にならないとのこと。加えて教室よりも静かで勉強に集中しやすいため、むしろ毎週ムーバヴォで勉強したいと言う声もありましたが、この感想が聞けただけでもかなり労が報われた気がしました。
✅可能性を秘めた「Movable VAN」
定員10名に対して申し込みが倍増したことから、急遽車両を教室にしようと試みた今回の挑戦ですが、改めて車両が出来るとMovable VANが持つその可能性に驚かされています。
季節ごとの実証実験はもちろん前橋敷島教室での補助的運用はまだまだ続きますが、同時にさまざまな運用方法が思いついておりますので今後も乞うご期待、です。
最後に、本プロジェクトを進める上で車両提供をしてくださったM様、外装協賛をしてくださったフレックス㈱様、内装デザインをしてくれた和弥先生には心より感謝をしています。
ありがとうございました。


濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役