こんにちは!ステップアップ塾講師リーダーの吉田大輝です!
先日、先生のお話担当が僕だったので、
「勉強の効率を上げる方法(vol.1)」について生徒にお話ししました。
内容はこんな感じです。
①音を味方につける
②色を味方につける
③水分をコントロールする
僕自身、元々脳の仕組みやホルモンの分泌による体への影響に興味があり、
せっかくなのでいろいろ調べたことを生徒に教えてあげようと思い、
こんなお話をしました。
- 音を味方につける
ここで言う音とは、すなわちα波のことです。
α波とは、簡単に言うと人間の脳波です。
脳波がα波の時は脳が活性化され、
記憶力・集中力・創造力・自然治癒力など、
自分の持っている能力を十分に発揮できるそうなのです。
つまり勉強や仕事をするのに最適な状態と言えますよね。
α波を生み出すにはいくつかの方法があるそうですが、
個人的に一番良いのが「α波を誘発する音楽を聴くこと」かと思います。
α波を誘発する音楽といえば、クラシック音楽が有名ですね!
また、Youtubeで探すとそのたぐいの音楽がたくさんでてきます。
ぜひ自分に合った音楽を探してみてください!
音楽以外の方法では、深呼吸や月の光をあびるなど、
一見簡単そうなものもあるのですが、
呼吸ではなんとなく実感しにくかったり、
また、呼吸を長い時間意識するのって意外と疲れます(慣れですかね。。)
月の光を浴びることができることができる時間も限られているので、
やはり音楽かなと。
音楽聴けない場所では呼吸がいいかもしれませんね!
- 色を味方につける
色が人に与える影響のお話は有名ですよね!
たとえば、赤ならアドレナリンが分泌されて興奮する。
緑ならリラックスの効果があり、目や体の疲れを癒してくれます。
黄色は不安を消してくれます。
などなど、それぞれの色によって効果は様々です。
その中でも今日、注目したいのは青です。
人間は青を見るとセロトニンと呼ばれるホルモンが分泌されるそうです。
別名「幸せホルモン」!
セロトニンのもたらす効果は以下の通りです。
1.ストレス軽減
2.心地よい状態になる
3.健康になる
4.見た目が美しくなる
5.時間が早く感じる
なかなかすごいですよね!青!
勉強とは関係ないかもしれませんが、
「見た目が美しくなる」「時間が早く感じる」なんてウソだろ!
って思っちゃいますね!笑
参考文献を最後に載せておくので、気になる方は読んでみてください!
いろいろ効果があるのですが、
やはり「ストレス軽減」効果は勉強をサポートしてくれそうです!
特に暗記時には効果を発揮するそうですね!
色ペンは青をたくさん使ってみてください!
ちなみに紫色は感情を豊かにする効果があるそうです。
プラスの心理状態のときに紫を見ると神秘性や高貴さを感じ、
マイナスの心理状態の時には卑しさや下品さを感じるそうなのです。
僕は塾に行くとき、毎回紫のラインが入ったシャツを着ていくのですが、
そのラインをみて下品さを感じる生徒は、
その人の心がマイナスのときですよ、と伝えました。
決して先生が下品なわけではありません。そう信じたいです(笑)
- 水分をコントロールする
最後に水分をコントロールすることで、点数が10%も変わった実験結果のお話です。
このような実験があります。(以下記事より抜粋)
—————————————————
イギリスで小学校低学年の児童を対象に物語を読み聞かせて、物語の内容を4択問題で思い出させたところ、事前(20分前)に約200ミリリットルの水を飲んだ児童のほうが10%も点数がよく、特に難しい問題の正答率が高いという結果が出たそうです。
—————————————————
実は脳は総重量70~80%が水分だそう。
—————————————————
コネチカット大学のアームストロング博士らが発表した論文によれば、水分の損失が体重の1%以下でも、記憶力の低下や認知エラーが起こるといいます。1%の水分損失では頭痛もノドの渇きも感じないし、この程度の脱水は夏だけではなく、1年中起こり得るレベルです。
—————————————————
…とのことです。
これを生徒に伝えたらみんな水をがぶがぶ飲んでいました。笑
たとえ効果がなかったとしても、
プラシーボ効果(※)で生徒の勉強がはかどればいいなと心の中で思っておりました。
※プラシーボ効果:偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われる事もある。
Vol.2では休憩のお話や、運動と勉強(脳)の関わりなどについてお話しようかなと思っています!
小中学生のうちに脳の仕組みを知って勉強効率をあげることを考えることは、
決してムダではないと思いますし、
効率を上げようとするその行動や意識から、
自然と勉強に対する意欲の着火点になればいいなと思っています。
参考文献です
http://bihada-mania.jp/blog/4401・・・音
http://studyhacker.net/columns/alfa-wave・・・音
http://studyhacker.net/columns/blue-mottemote・・・色
http://studyhacker.net/columns/color-choice・・・色
http://studyhacker.net/columns/blue・・・色
http://studyhacker.net/columns/drink-water・・・水分コントロール
studyhackerが多いですね。どの記事も興味深く面白いのでおススメです!
では、“vol.2”をお楽しみに!
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役