10月31日から、トレーラーハウス内の内装工事がついに始まりました。
そもそも特別協賛のFLEX㈱様は当塾の希望通りにトレーラーハウスをメーカーに注文してくださってはいたのですが、せめて内装部分はステップアップ塾で教鞭を振るう学生講師達と設計したいと考え、今年の春から本日までさまざまな準備を重ねていたのです。
ところが想いのある人が集まればこれは必然とも言える話なのですが、材料はより本物志向、いわゆる無垢材を求める雰囲気が設計チームから生まれました。
教育界の偉い方が好む欧州発の教育法は、たいてい自然の木材を学習環境に取り入れていますし、お金があろうがあるまいが子ども達のことを考えれば可能な限り良い学習環境で勉強をさせてあげたい気持ちはあるものの、まだ協賛の目標金額として150万円ほどが足りない状況でGOサインを出すのも運営者としては、あまり良くない判断です。
しかし予算の都合で彼らの気持ちを踏みにじるのは代表としてちょっと違和感があったため、まず木材提供をしてくださる企業を探すことにしました。
✅ 運ばれて来た、J-GREENの無垢材
動ける時間が短かったぶん、一所懸命いろいろな手を尽くしたからでしょう、巡り巡って大手のジャパン建材㈱・小川社長とご縁を作ることができ、お会いする機会をいただきました。
そしてありがたいことにその場で木材提供をお約束いただき、工事初日を迎えることができたのです。
31日朝9時、大量の木材とともに担当の坂東さんが現場に来てくれました。運搬の費用だけでも当団体にとっては恐怖でしかありませんので、この時改めて本当にありがたいことだなぁと感じました。
しかも届いた木材は、J-GREENと言う国内管理下において採取された素性が正しく美しい木材たち。
木材の詳しい説明は上記リンクに譲りますが、床材としてお願いした杉材は間伐材だったため地球を愛する一人の日本人として特に嬉しく感じたポイントでもありましたね。
積荷を降ろしながらも現場ではあまり役に立たないことを察知した私は、本格的な作業は午後からになることを考慮に入れつつ、坂東さんが一度帰ったタイミングを利用しながら、せめてみなさんが休める場所を作ろうと簡易テントを設営してみました。
まぁ、ある意味自己満足ですけどね。(笑
13時になり坂東さんとともに本日の技術指導をしてくださる大工の松坂さん、そして営業チームの大澤さんが来てくださったので、設計チームのリーダーでもある早稲田大学の学生講師であるたくみ君と松尾君、そして彼らの建築科友達と言うナカシマ君、ユメノちゃんを紹介し、作業がスタートしました。
陽が落ちる最後の最後まで率先して作業をしてくださった大工の松坂さんは、写真がブレてしまうほどのスピード感で終始ご協力くださりました。
またさすが建築科の学生達は課題でインパクトを使い慣れているせいか、効率的に作業をしてくれたため、床張りまで終えることが出来ました。
残すところ壁張り3/4と天井全面、そして階段とカウンター作りですがかなり進めることが出来たように思います。
まだまだ作業は続きますが改めて、ご協力くださったみなさまに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役