初めまして!
2018年度からステップアップ塾のボランティア講師として活動している、野作実優(のさくみゆ)です。
先日、オンライン指導に切り替わって3週目の授業を終えました。最初は生徒だけでなく先生の顔にも不安の色が滲んでいましたが、3回目ともなると皆慣れてきて、だんだん打ち解けてきたようでした。
塾での授業風景については多くの先生がすでに触れてくださったので、私からは塾での本格的な勉強に入る前に行う「ワークショップ」について、その重要性や実施面における今後の課題について綴っていこうと思います。
ワークショップとは?
ステップアップ塾では、塾生同士/生徒-先生間のコミュニケーションの活性化や論理的思考力・読解力の向上を目的として、対面での指導を行っていた時から「ワークショップ」を採用しておりました。
今年度はオンラインに切り替わったことで、例年のようにクラス全体でのワークショップはできないものの、1グループ10人前後になるよう塾生と先生を6つのグループに分け、各グループごとにワークショップを実施しております。
現在は「コミュニケーションの活性化」を目標に、アイスブレイクを中心としたワークショップを行っています!
(4/23の授業では「超難問!私のクイズ」、5/7の授業では「GOOD&NEW」を行い、どちらも盛り上がりました☆)
オンラインワークショップのメリット
オンライン上でワークショップを実施する最大のメリットは、塾生や生徒の距離がグッと縮まる事!
オンライン授業では各生徒に割り当てられたお部屋で先生と勉強するため、会話できる相手は1~2人に限られてしまいます。
しかしワークショップの時間はグループのメンバーみんなが集結するため、より多くの生徒や先生と会話や交流を楽しむことができます!
昨今、新型コロナウイルスの影響による休校の長期化などで、家族以外の人との交流が制限されている中で、みんなで顔を合わせて言葉を交わせるワークショップの時間は、ストレス発散の場として機能しているのではないかと思います♪
また、ワークショップは生徒と先生の信頼関係の醸成にも寄与していると考えています。
初めて塾に参加する生徒や体験講師の先生にとって、お互い何も知らないままいきなりマンツーマンの授業で顔を合わせるのはかなり緊張するもの…
授業冒頭にワークショップを挟むことによって、お互いをより深く知ることができる和やかな雰囲気のままスムーズに授業に移れます!
特に5/7に実施した「GOOD&NEW」では、各人の嬉しかった/楽しかったエピソードから、生徒や先生の好きなものや意外な一面が垣間見えたほか、その後の授業における生徒との会話のタネも得られ、ワークショップが授業中の円滑なコミュニケーションの一助になっていることを実感しました。
今後の課題も…
良い面が沢山あるオンラインワークショップですが、まだまだ課題もあります。
一つはPC環境/アプリ機能による制限です。
オンライン上では、画面に映る生徒の「顔」や「声」でしか反応を確認できません。また、ホワイトボードなど意見共有ができる機能は充実しているものの、使いこなすには慣れが必要で、なかなか導入するのは難しい(><)
これまでのワークショップのほとんどは対面での実施を大前提としているため、オンライン上で実施するにはやり方を工夫する必要があります…
また、各家庭のWi-Fi環境やPCスペックによって生徒の顔が見えない、接続が不安定などの問題もあり、対面でのワークショップに比べるとほんの少し盛り上がりに欠けるという課題もあります。
しかし!これらの課題を凌駕するほどに、オンラインワークショップには沢山のメリットや可能性があると信じています!
一つ一つ乗り越えて、より楽しく、生徒の思考力の向上に役立つものにできるようにしていきたいですね^^
【自己紹介】
名前:野作実優(のさくみゆ)
生年月日:1999/6/5
大学/学部学科/学年:お茶の水女子大学/文教育学部人間社会科学科/3年
活動歴:3年目(2018年4月〜)
趣味:音楽鑑賞,筋トレ,食べること(美味しいものは正義)
ステップアップ塾での楽しみ:生徒とのコミュニケーション。たくさんお話したり、お絵かきで交流したり…みんな無邪気で元気いっぱいです^^
中高時代の友人や私の母の話を聞く中で、子ども達自身の力ではどうにもならない「差」を痛感し、何かアクションを起こしたい!と考えて活動に参加しました。
大学で教育について学ぶ中で「机上では分からない教育格差の問題と真正面から向き合いたい」と考え、現在まで活動を続けています。
誕生日:1999年6月5日
出 身:神奈川県厚木市
所 属:お茶の水女子大学文教育学部3年
*Pandoでも記事を書いております。併せてお読みくださいませ^ ^
https://pando.life/stepupgakusyu