スタッフ日誌 温かいサポーター達 講師の日記

5月21日授業レポート

投稿日:2022年5月22日 更新日:

こんにちは、ステップアップ塾学生講師の岡野です!

今回は5月21日の授業レポートを担当するのですが、なんと5月21日は日本に初めて小学校が設立された日なんです!(さっきググりました)…それに対して別に言いたいことがあるわけではないんですけどね…
以上イントロ

【今日のワーク】

今日のワークは「品物探しゲーム」!
簡単なお題に合わせて周囲のものをとってくるゲームです(例えば「赤いもの」というお題に対してリンゴをとってくる的な)。「丸いもの」というお題に対してバレーボールをもってきたり、「最近買ったもの」というお題に対して旅行先で買ったキーホルダーを見せてくれたりなど、生徒や先生がどのような感じかしれていい雰囲気でした!
「身の回りで一番価値が高いものは」というお題に友人からの手紙を持ってきてくれた生徒さんもいて暖かい雰囲気に包まれている中、ぼくは手にしていた一元札をそっとしまいました

【今日の授業にて考察】

皆さん因数分解の問題の解説見て絶句したことはありませんか?僕はよくありました。解答で当然のように最適な形が並べられていて、「いや思い浮かばんわ!」って突っ込みが浮かぶわけですが、それに対しては「いろいろ問題を解いて慣れてください」というレスポンスが…

「慣れてください」というのは実際正しいのですが、教わる側から見てこの発言は無責任ではないかと考えます。仕事を任されてアドバイスを求めたら「慣れりゃいけるよ」だけ言われて、「よし、じゃあたくさんこなそう!」ってなります?(笑)まず冷静に考えて非効率的です

たとえば
「a=√2+1, b=√2-1のとき、a²+5ab+b²の値を求めなさい」という問題(実際に生徒が解いた問題を少し改変)では
・a+b,abは使える
・(a+b)²+3abの形にすればいける
というのが慣れてる人は自動的に出てくると思います。なぜならこういう問題には定石があり、それがすぐに出てくるほど定着しているからです。しかし今回担当した生徒はその解き方の段階で苦労していました。

定着させることにおいて問題演習は有効な手です。それが「慣れてください」の意図するところだと思います。しかしその言葉だけでは「定石を覚える・認知する」という最初の段階をすっ飛ばしてしまいます。下手すれば何もわからずひたすら問題を解き続けるしかないという状況になりかねません。それって問題解く側から見れば辛くないですか?

この問題において「慣れてください」を「定石を覚えて応用できるようになって」と言い換えることができるとおもうんです。言いたいことはあまり変わってないはず。ですが印象は違います。言い方って大事だなってなりません?

言いたいことと言っていることにズレが生じないよう常に考えて改善していかないといけないなぁと感じた当日の授業でした(雑)

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