こんにちは!学生講師の船山李緒です。
今年も元気に生徒の皆さんとスタートできてうれしいです。
私は今年の秋からガーナという国に留学予定なのですが、皆さんはガーナと聞いたら何が思い浮かびますか?カカオ?アフリカのどこかにある国…?もしくはなんか貧しそう?どれも正解だけど、それだけじゃない!!この記事で皆さんが少しでもアフリカに興味を持ってもらえたらうれしいです。
まず、ガーナとはアフリカの西のほうに位置する共和国(王様がいない国)です。日本の約6割くらいの大きさで人口は日本の1/4くらいで日本より少し小規模な国です。歴史としてはかつてはアシャンティ王国として栄え、19世紀にイギリスの植民地となり、その後ンクルマという指導者によって独立し、「ガーナ共和国」となりました。ちなみに国名は現在のマリやモーリタニア周辺(ガーナの左上)に存在していたガーナ王国からとったと言われています。
さて、日本とガーナはどんなかかわりがあるのでしょうか。例えば、チョコの原料となるカカオの8割を日本はガーナから輸入しています。また、最近まで1000円札に描かれていた野口英世は、ガーナで黄熱病という病気の研究をし、客死しました。ほかにも日本を代表する企業のトヨタはガーナで車を生産しています。
アフリカはなんだか遠いところにある貧しくて発展途上の国がたくさんある、というイメージですが、実は着実に経済成長を遂げている国も出てきているのです。まだまだ多くの課題が山積していますが、これからのアフリカの動向に注目です(^▽^)/