はじめまして!芝浦工業大学大学院1年の山田知洋です。
8月頃から学生講師として塾で勉強を教えてきましたが、
それ以前からステップアップ塾を運営しているNPO環境維新隊東京ユネスコクラブの学生理事として、
多方面の活動に携わってきました。
主にステップアップ塾の課外活動でもある清掃活動「胸キュン!GOMI拾い」を運営する学生メンバーの一人として、
これまで塾をサポートしてきましたが、
実際に子どもたちと一緒にゴミ拾いをするうちに「もっと密接に関わりたい!」と思うようになり、
学生講師としてもステップアップ塾に通うようになりました。
今回は「先生のお話」を私が担当したときのことを書きます。
話題は「お金と信頼の話」。
時々、“お金があれば何もいらない”というような言葉をどこかで聞くことがあります。
確かにお金は大事なもので、
このステップアップ塾も支援してくださる皆様の寄付金によって成り立っています。
このことは生徒たちもよく理解していて、
そのような話をすると皆「もっと勉強しよう」とやる気をさらに出して勉強するのですが、
この話をするときに、私は「“お金があればほかに何もいらない”という考えは、間違っている」と切り出しました。
お金をやりとりするにも、そうでない時にも、人と人との信頼関係が無ければ成り立たない。
だから本当に大事なのは“お金”じゃなくて“信頼”の方なんだということを、
具体的な例を交えて話しました。
そしてその信頼関係というものがあって初めて人との友好関係が築けるし、
それは子どものころから大人になって死ぬまでずっと続くんだよ、
だから今の友達も、これから出会う人たちとも、
良い関係が築けるよう努力することが大切なんだよ、と伝えました。
まだ小学校低学年の子もいて、少し難しい話だったかもしれませんが、
塾の生徒のうち一人でも頭の片隅に記憶として残っていて、
彼らが成長したときにふと「山田先生が言っていたのはこういうことだったのか」と思ってくれれば、嬉しい限りです。
この塾で先生をしていると毎回新たな発見があり、
勉強を教えている身ながら色々なことを子どもたちから教わっています。
大学生も夏休みが終わり後期日程がスタートしていますが、
一層気を引き締めて生徒たちと一緒に勉強していきたいと思います。
山田知洋
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役