新年明けましておめでとうございますm(・ω・m)♪
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、本年も先生のお話から、スタートしたいと思います!
今回は、山田先生のお話です。
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【勉強は社会とつながっている!】
学生講師の山田知洋です。
今回も先生のお話を担当させていただきました。
今回のお話は、「勉強は社会とつながっている!」です。
最初この言葉を言ったときは、生徒たちも何のことかわからずポカンとしていました。
このお話で私が生徒たちに何を伝えたかったのか、
そのためにどのように話したのか、
これから説明します。
最初は私の大学の専門分野から話しました。
私の専門は「建築」です。
この学問は大雑把に分けると「意匠」「構造」「計画」という3つの分野から成り立っています。
それぞれ一つずつ、どういうことを考える分野なのか分かりやすく説明していきました。
意匠(いしょう)とは、「デザインを考えること」。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技場計画で話題となった
新国立競技場を例に挙げ、
建築は大勢の人が使うものだから、常にキレイでかっこいい建物を考える必要があり、
そのためには、皆が小中学校でも習っている教科の知識が必要です。
キレイなものを作るための「美術(図工)」や、
今まで作られてきた建物について知るための「社会(歴史)」や、
自分が考えたデザインが優れていることをPRするための「発表(プレゼン)」。
これらを駆使し、「意匠」を考えます。
同じように、構造「しっかり建つかを考える」は
「算数(数学)・理科(物理)」の延長であり、
計画「どうやって建てるかを考える」は
「社会(公民・地理)・国語」の延長であると話しました。
私は来年四月から社会人となりますが、
小中学生で習った教科の延長にある「建築」の知識を使って仕事をしていきます。
子供たちは私たち大学生の先生のことを、
どこか遠い、「自分とは違う存在」というイメージを持っていると思います。
しかし塾に教えに来ている先生たちはみな、
子供たちと同じような学校に通い、
同じことを勉強してきて、今があります。
ふと「なんで勉強するんだろう」と考えた時、
その先に「私たち大学生のような未来があり、
社会に出て仕事をしていく未来があること」を知ってほしい。
それがタイトルを「勉強は社会とつながっている」とした理由です。
そして私たち先生を「身近な目標」にしてほしいということを伝えました。
毎回、先生のお話のあとには子供たちに感想を書いてもらっていますが、
子供たちなりに様々受け止めてくれているのが分かり、
授業後に読むのがお話をした後の楽しみです。
昨年度から活動に参加してきて、
「先生のお話」として子供たちの前で話すことにも慣れてさらに楽しくなってきました。
これからもいろんな先生に、いろんな話をしてほしいなと思います!
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◆出 身:群馬県前橋市出身
◆学 歴:法政大学文学部卒業