週に一度、50人ほどの小・中学生が学力向上を目的に集うステップアップ塾。
さまざまな立場の方に、無償ボランティアを前提でご協力いただいているとは言え、一回の授業で学生講師や調理スタッフなどをあわせて30人以上が集まる当塾では、交通費がもっともばかにならない経費です。
※ 交通費すら出さないと、絶対にスタッフは定着しません。
また会場について書けば、他の場所に比べて安いとは言え、毎月5万円ほどはかかってしまう会場費だって、年間にしてみれば小さなものではありません。
※食事が食べれる一定サイズ以上の会場を定期的に借りる場合、区の施設以外を借りると12万/月以上かかるので、これでも安い方です。
教材の印刷を最低限維持するためのトナー保守代だって毎月1万円以上かかりますし、心理的な負担を軽減するための会議は、ガス抜きを含めてさまざまな経費がかかります。
にも関わらず確実性の低い寄付や、受かるかどうかも確実ではない助成金に頼る運営をし続けていると、当然のことですが間違いなく運営が破綻します。
団体設立11年目・ステップアップ塾設立5年目と言う節目を迎えた今年度は、今までの体質を改め活動を安定化させるためにも個人的に大きな決断をしました。
賛助会員の段階的募集計画について
Facebookをお持ちで私のフォローをしてくださっている人は、もしかしたらうっとおしいと思っているかもしれませんが(笑)、年度の変わった4月2日(月)から私は運営団体・NPO法人維新隊ユネスコクラブの賛助会員を増やすために躍起になっています。
前述したように交通費や会場費、その他予備費や印刷費などを合計しただけでも年間100万ほどが確実に必要ならば、助成金を前提にするのではなく、年会費36,000円の賛助会員を最低30人集めれば約100万ほどが集まり、本当に最低限な運営くらいはできる。
加えて、教材や食材の運搬に必要な車両に関わるガソリン代や高速代、駐車場などの費用だけを見たって、やっぱり年間100万くらいはかかるため、やっぱりプラス30人ほどの賛助会員を集めればその費用もまかなえる。
そして、強制力のないボランティアに依存する以上運営が安定しないことを10年の活動の中で痛感しているのなら、少なくとも最低限の有償スタッフを維持するためにもやっぱりバイト代の100万くらいは維持しなければならない。
と言うわけで、年間の賛助会員を30人・60人・90人と段階的に集めるためにも、他人に頼るより先にまずは私が動き始めたのです。
思考整理と書類作りの重要性
私は今まで、考えをまとめたり自分の売り込みをするのが大嫌いでした。はっきり書けば、金を目的にNPO活動しているように見られることが、すっごく嫌でした。だからNPO活動においては特に、発案・突撃あるのみ。
チェストー!みたいに。(笑
ただ10年の活動実績を見てもらえば、私がどんな人間でどんなことをやってきたかなんて、調べてもらえば誰だって理解できるはず。
吹っ切れた私が最初に始めたのは、入会メリットの思考整理でした。
内容は企業秘密(笑)のため敢えてぼかしますが、直接話をさせていただくことのできた漢気溢れる(女性も含めて、ですがw)経営者のみなさまのおかげで、2日から4日までの3日間で16社の内定をいただくことができています。
第一目標でもある30社にはまだ到達していませんので引き続き積極的な募集は続けますが、もし賛助会員への入会を希望される場合、ぼかしのかかっていない資料を送らせていただきますのでぜひお問い合わせください。^ ^
と言うわけで、みなさま引き続きよろしくお願いします。
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役