塾長便り

【新規賛助会員 16社】漢気溢れる経営者たちと資料作りの大切さ

投稿日:

週に一度、50人ほどの小・中学生が学力向上を目的に集うステップアップ塾。

さまざまな立場の方に、無償ボランティアを前提でご協力いただいているとは言え、一回の授業で学生講師や調理スタッフなどをあわせて30人以上が集まる当塾では、交通費がもっともばかにならない経費です。
※ 交通費すら出さないと、絶対にスタッフは定着しません。

また会場について書けば、他の場所に比べて安いとは言え、毎月5万円ほどはかかってしまう会場費だって、年間にしてみれば小さなものではありません。
※食事が食べれる一定サイズ以上の会場を定期的に借りる場合、区の施設以外を借りると12万/月以上かかるので、これでも安い方です。

教材の印刷を最低限維持するためのトナー保守代だって毎月1万円以上かかりますし、心理的な負担を軽減するための会議は、ガス抜きを含めてさまざまな経費がかかります。

にも関わらず確実性の低い寄付や、受かるかどうかも確実ではない助成金に頼る運営をし続けていると、当然のことですが間違いなく運営が破綻します。

団体設立11年目・ステップアップ塾設立5年目と言う節目を迎えた今年度は、今までの体質を改め活動を安定化させるためにも個人的に大きな決断をしました。

賛助会員の段階的募集計画について


Facebookをお持ちで私のフォローをしてくださっている人は、もしかしたらうっとおしいと思っているかもしれませんが(笑)、年度の変わった4月2日(月)から私は運営団体・NPO法人維新隊ユネスコクラブの賛助会員を増やすために躍起になっています。

前述したように交通費や会場費、その他予備費や印刷費などを合計しただけでも年間100万ほどが確実に必要ならば、助成金を前提にするのではなく、年会費36,000円の賛助会員を最低30人集めれば約100万ほどが集まり、本当に最低限な運営くらいはできる。

加えて、教材や食材の運搬に必要な車両に関わるガソリン代や高速代、駐車場などの費用だけを見たって、やっぱり年間100万くらいはかかるため、やっぱりプラス30人ほどの賛助会員を集めればその費用もまかなえる。

そして、強制力のないボランティアに依存する以上運営が安定しないことを10年の活動の中で痛感しているのなら、少なくとも最低限の有償スタッフを維持するためにもやっぱりバイト代の100万くらいは維持しなければならない。

と言うわけで、年間の賛助会員を30人・60人・90人と段階的に集めるためにも、他人に頼るより先にまずは私が動き始めたのです。

思考整理と書類作りの重要性


私は今まで、考えをまとめたり自分の売り込みをするのが大嫌いでした。はっきり書けば、金を目的にNPO活動しているように見られることが、すっごく嫌でした。だからNPO活動においては特に、発案・突撃あるのみ。
チェストー!みたいに。(笑

ただ10年の活動実績を見てもらえば、私がどんな人間でどんなことをやってきたかなんて、調べてもらえば誰だって理解できるはず。

吹っ切れた私が最初に始めたのは、入会メリットの思考整理でした。

内容は企業秘密(笑)のため敢えてぼかしますが、直接話をさせていただくことのできた漢気溢れる(女性も含めて、ですがw)経営者のみなさまのおかげで、2日から4日までの3日間で16社の内定をいただくことができています。

第一目標でもある30社にはまだ到達していませんので引き続き積極的な募集は続けますが、もし賛助会員への入会を希望される場合、ぼかしのかかっていない資料を送らせていただきますのでぜひお問い合わせください。^ ^

と言うわけで、みなさま引き続きよろしくお願いします。

-塾長便り

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

前橋敷島B.O開室と、日本ユネスコ協会連盟との連携について

多くの支援者様のおかげで、当塾は来期で開塾から10期を迎えることになります。設立当初より、無料塾として何度か全国的な展開を望める機会はあったのですが、「教育格差」と呼ばれる社会課題と「子どもの貧困」が …

段階的なPCのレベルアップで見えて来た、新たな可能性

50人ほどの生徒の学習ログの管理や、講師スタッフだけでも年間60人(2017年度講師スタッフ登録数:84人)を超える出欠管理を目視で行って来た当塾にとって、去年IT企業のSCSK(株)様からプロボノと …

四年ぶりの挨拶とケジメ

週に一回の学習支援とは言え、準備やチームビルディングにかかる報・連・相を含めれば、当団体のボランティアは負荷がかなり高い活動と言えるでしょう。 にも関わらず、一年間を通じて毎週必ず参加してくれる学生は …

春の沖縄体験旅行への参加

ステップアップ塾の運営団体、維新隊ユネスコクラブが加盟している(公社)日本ユネスコ協会連盟は、「みんなでつなぐ子ども応援プログラム」をショルダータイトルとした助成金・U-Smileを掲げ、2022年の …

新教材協賛!「フォレスタ」で広がる学力向上の可能性

当塾に対し、常日頃からとても親身にしてくださる(公社)全国学習塾協会の会長・安藤先生に以前教材のご相談をしたところ、もう4ヶ月ほど前のことになりますが森塾の運営で有名な㈱スプリックスの常石副社長を当塾 …

記事カテゴリー

Translate:

◆メディア紹介

▼活動概要 ※制作:(公財)社会貢献支援財団

▼NHK WEBリポート

▼BS朝日「読むバトンタッチ」

▼日テレ「すけっと」公式ダイジェスト

▼SUJ公式
「当塾が食事つき無料自習室事業「STUDY CAMP」に力を注ぐ理由」

▼SUJ公式
「私が勉強する意味」

▼SUJ公式
「オンライン授業下の工夫」

▼SUJ公式
「子どもの時、言えなかったこと」


◆支援をする

▼クレジットカードで寄付

▼口座振込で寄付

▼税控除サイトで活動指定寄付

▼携帯電話支払いから寄付

▼塾が必要とする物資で支援 ※「Amazonみんなで応援プログラム」掲載中

▼持っている本で塾に支援


◆登録をする

▼入塾資料請求フォーム 2025年度

▼ボランティア登録フォーム
※2025年4月12日 講師説明会申込フォームへ


◆LINK

▼運営「NPO法人維新隊ユネスコクラブ」

▼自習室「STUDY CAMP」

記事カテゴリー

電話サポート(平日10-18)