新年を迎えました。旧年中、個人的には実父を亡くしたため新年の挨拶はご遠慮をさせていただきますが、みなさま今年もステップアップ塾ならびにSTUDY CAMPをどうぞご愛顧ください。よろしくお願いします。
さて令和3年も残念ながら感染者数の増加に歯止めが効かず、世相は暗いニュースだらけですね。
ただ自分達の未来を人任せにしていても始まらないので、ステップアップ塾および無料自習室では運営における警戒基準を独自に定めそれに則って運営をしているわけですが、7日に緊急事態宣言が発令されれば、それに対応した運営方法に変更していかなければなりません。
詳細は団体秘なので控えますが、上記参考画像の通り「団体運営スタッフにおける感染状況」と「行政判断&都内の陽性者数等状況」を照らし合わせた上で、組織としての警戒指針を定めています。
その上での話ですが、当団体の警戒体制もレベル3に上がったため、残念ですが西新宿と新江古田で行って来たステップアップ塾における限定人数の対面授業は休止とし、当面はリモート学習のみの支援とさせていただきます。
ただし自習室の運営に関しては、西新宿も新江古田も紫外線殺菌システム「エアロシールド」を稼働させていますので、緊急事態宣言期間は特に「監視カメラでの遠隔監視システムによる入退室および安全管理」への切替とすることで、今まで通り開室して子どもたちの学習環境を守っていく予定です。
と言うのも、多数のボランティアの協力で成立させている当自習室ですが、緊急事態宣言となれば組織としてはボランティアの皆さんも守らなくてはならない(公共交通機関を利用してまでボランティア参加をお願いできない)こと、更に群馬に在住する私がもし越境出来なくなれば、今まで通り管理者が室内に常駐している運営方法である限り開室継続の可能性は確実に低下します。しかし、DVなどで家庭内で安心して過ごすことができない子どもや勉強部屋のない子どもが近隣から徒歩などで当自習室に通っている現実を思えば、会場の閉鎖はどうしても避けるべきです。
しかし、当然の話ですが完全な遠隔管理に切り替える場合、現地とさまざまな調整を行う必要があるため5日、事務局長である妻と二人で都内に急行、会場を調整して来ました。
✅タオルや食事提供、近隣に住む管理者との調整
まず新江古田B.Oについて、です。
トイレとキッチンには通常綿タオルを設置していましたが、二箇所ともにペーパータオルへ変更しました。
リフォームが数日前に完成したばかりのオリジナルシステムキッチンもガスの使用は禁止にし、電気ポットと紙コップでの対応に。(リフォームに関する紹介は、studycamp.netに後日掲載します)
加えて子ども達を迎える室内が暗いと印象悪いので、照明とエアコンは私の手元で遠隔管理出来るよう、調整を済ませました。
また室内も玄関も二つの防犯カメラで常時監視はしていますが、いざとなった時には一階に住む建物管理人の高橋さんに急行していただけるよう、定期的な室内の清掃や手で触れる箇所の除菌・ゴミ出しも含めて依頼させていただきました。
そして西新宿B.Oについてです。
室外への電源供給が出来るようになったため、新江古田と同様、室内に加えて外部に防犯カメラを設置。当然こちらは常時給電しつつ、電飾は17-22時までのタイマー管理。子ども達が暗い気持ちにならないよう、せめてもの気遣いのつもりです。
消毒とさまざまなサイネージを徹底しました。
以上、団体としてかなりの出費はいたしましたが、考えられる対策は徹底しましたので、緊急事態宣言でも会場は確保しつつ子ども達の学習サポートを継続したいと思います。
あわせて、当団体へのご支援があると助かりますので、引き続きみなさまご協力のほど、よろしくお願いします。
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役