皆さんこんばんは🌃伊勢です。今日は久しぶりに私から授業レポートをお送りします😎
最近、梅雨を飛ばして夏が来たような暑さが続いていますね☀️体調を崩さないようにしていきましょう!!
さて、私は今回の授業で担当したAくんの日本語指導についてレポートしていきたいと思います🙌Aくんについては、「2月4日授業レポート」にも載っているので、ぜひ見てみてくださいね👍
漢字をどう教えるか?
突然ですが、皆さんは「ハッピョウ」という漢字を知らない人にどのように書くかを教えますか?多くの方は、「発表」は「発表」だろ!って思われるでしょう。しかし、それを知らないとするとどのように教えますか?少し考えてみてください🤔
知らないんだから、「ハッピョウ」は「発表」と、こう書くんだと教えるしかないのでは?と思われる方もいるでしょう。確かにそういう漢字もあり、「発表」はそれにあたるかもしれません。しかし、私は以下の4点に留意しつつ漢字を教えています💪
私の工夫の紹介
その4つとはすなわち、「書き順」、「関連」、「かたち」、「意味」です。
まず私は「書き順」を重視しています。やはり最初に教わった書き順は、ずっとその後もクセになってしまうことが多いです😓間違ったままに覚えていると、なかなか上手に書くこともできません😭その意味で、書き順を正しく教えるということに責任を持つようにしています。
2つ目は「関連」です。どういうことかを、「発表」に即して考えてみましょう。私は「発」に関連して、「この「発」という漢字は他に「発行」「発音」「発言」といったことばにつかうね~」というふうに教えます。そうすると、一度の学びをより深くすることができ、彼の中で知識同士が絡み合っていきます✌️日本語上達のための近道なのではないかと思っています。さらに、「関連」を考えると、「発」という漢字は、何かを外に出すという意味があるということも分かります🙄
3つ目は、「かたち」です。漢字は似ている形のものが多く、実にややこしいです😅例えば、「門構え」の漢字を想起してみてください。普段使う漢字だけでも「門」「間」「関」「開」がありますね。私はこうした漢字が出てきたら、都度書き出し整理してしっかり区別して覚えてもらうようにしています!併せて同音異義語も要チェックです🙆🙆
最後に「意味」です。「発表」だとなかなか難しいですが、「住所」だとその熟語の持つ意味を教えることで理解が深まると思います。あなたなら、どうしますか…?
私は、「住んでいる所を表すものだね、だから住所と書くんだよ!」と教えます。形だけ覚えても仕方ありません。やはりできる限り漢字の持つ意味に依拠した指導が必要になるでしょう👌👌
最後に-「終わりなき旅」
以上、偉そうにダラダラ書きましたが、まだまだ私も改善の余地があるというか、日本語の指導は未熟だなと思っています💦日本語指導に限らず、どのようにして教えるかの追求は、「終わりなき旅」と言えるのではないでしょうか😙
Aくんも来年は受験生…さらに指導を工夫していきたいと思っています💪💪💪
会うたびに彼の語彙が増えていることに驚かされます。彼の努力が一番で、それが結実しているのだと思います。また、普段粘り強く指導にあたってくださっている、M先生にも感謝です!本当にいつもありがとうね!
それでは、早くも6月ですが、暑さに負けず頑張っていきましょう。ではでは