皆さんこんばんは、伊勢です。体に堪える暑さが続いていましたが、ここ数日は秋を感じさせる陽気ですね!気温差で体調を崩さないようにしていきましょう💪
さて、今日は授業レポート(8/7)をお送りします😎生徒(小学6年生女子・Yさん)との雑談から気づいたことをレポートし、そしてこの「学校現場のいま」を私の経験に即し、別の視点から考えてみます👍
夏休みの宿題
突然ですが、皆さんは小学校の夏休みの宿題というとどんなイメージをお持ちでしょうか🤭私は、「終わらない」「ひたすらドリル」「天気を忘れる日記…」といった感じです😇
小学生の関心事だろうと思い、どんな宿題かYさんに聞いてみると、「自由研究とか自分で課題を見つけて取り組む課題が多い」とのこと!私が小学生のころと異なり、ガリガリとドリルを解くような宿題は少なく、自由研究の類の宿題に比重が置かれているとのこと🤔
小学校では、新学習指導要領が2020年度から全面実施されています👌その改訂ポイントのひとつが、「主体的・対話的で深い学び」が求められるようになった(中・高も同様)ということです。いわゆる「アクティブ・ ラーニング」のことで、こちらの方がなじみがあるかもしれません😃知識だけを覚えるのではなく、自分で課題を設定し、主体的にそれを追究していくことがこれからの時代に求められているのです🙋このもとで、授業はもちろん入試も変革が迫られることになりますが、宿題にも同じような変化が表れているのだなと考えさせられる雑談でした🙌🙌以下、これまでレポートしてきた「学校現場のいま」を私の経験に即し、別の視点からまとめてみます💪
進む「GIGAスクール構想」
「GIGAスクール構想」は「全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み」です。
私はステップアップ塾の活動とは関係がないのですが、週に1度東京都内の小学校に学習支援ボランティアとして授業に参加しています🙆ここで学ぶことは多いのですが、今日はこの「GIGAスクール構想」について述べていきます。私は小学6年生のクラスに支援に入ることが多いのですが、国語の授業で衝撃を覚えました。先生が「先週Googleフォームで回収した宿題を振り返ってみると…」と当たり前に言っていたのです😮驚きではないでしょうか?小学6年生がGoogleフォームを使った授業に当たり前のように参加しているのです!!そして教室を見渡すと、児童の人数分のChromebookが収納されたボックスがありました。適宜そこから取り出し、授業に活用しているとのことでした🙄🙄私はこのことを好意的に受け止めていました☺️授業の幅が広がるだろうな、動画教材を通じて理解が深まるだろな、など。しかし、一方で「教育格差」の拡大にもつながるのではないかという懸念も生まれました🤔当然、学校では教員がChromebookの使い方や活用法を教えてくれるでしょう。しかし、併せて家庭の支援も必要になることは明白です。ここで、家庭でどのレベルの通信環境を用意できるのか、親のITリテラシーはどのレベルかといった差異が生じます。こうしたことから、残念ながら親の収入などに応じた格差が生まれてしまうのではないかと思いました😭また、都市/地方、国私立/公立といった様々な局面で格差が広がってしまうとも思いました💦GIGAスクール構想を推し進める一方、すべての生徒がICTを活用したコンテンツに同じようにアクセスできるよう、合理的な配慮、支援を行っていくことが求められるでしょう👀👀
最後に
以上、雑談から得たことからはじまり、「学校現場のいま」としてまとめてみました😙これからもこのことについては考え続けていきたいと思います✌️塾の方に話を戻すと、今月には第3回目のオンラインイベントがあります👏👏そちらのレポートもお届けする予定なので、お楽しみに❣️