【はじめに】
そろそろ夏休みですねー
久しぶりに自由な夏休みを過ごせそうなご時世ですが、コロナ感染者数は増加してきているので皆さん気を付けていきましょう!
【授業レポート】
・ワークショップ
今日のワークショップは「間違い探し」!4つの問題からそれぞれ5つ間違いをみつけよう!という問題でしたが…
いやもうみんな見つけるのがはやいもんで、画面切り替わった瞬間から解答件の奪い合いが勃発していました…!
みんな負けず嫌いだなぁ!🤣
・授業
「見えるけど見えないもの」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
感情、たこ焼きの中身、空気などいろいろな答えがあると思います
今回の授業で一つの答えを見つけました。それは「省略された1」です。
・ x+2x=
・6y-y=
これは今回担当した生徒が過去に解いた問題と、今回苦戦した問題です
上の問題は簡単に解いていたのですが、下の問題は理解ができていない状態でした。聞いてみると係数の1を認識できなかったようです。ですが、上の問題では1は認識できているんですよねぇ
なぜでしょう
一つは慣れだと思います。
算数から数学に移行して一番最初に立ちはだかるのはxやyなどが新たに出現する「文字式」ではないでしょう。文字は今まで扱ってきた数字とは扱い方が異なっていて、また(a, b, c, …) 、(x, y, z)、(p, q, r, …)なんていろいろなセットが同時多発的に出現してくるわけです…(軽いパラダイムシフト⁉)
単純に見た目が違うからというのもあるかもしれません
普通に認識できていたものが少し変化して違和感を感じたり、別物であると感じるのは結構よくある話ではないでしょうか。髪型が変わったら別人に見えるみたいなことです
「省略された1」はまあそのうち問題ではなくなるでしょう。しかしこんな感じでこれまでできていたのにいきなり解けなくなったみたいな事態に遭遇する可能性は十分にあります
そんなときは生徒が間違えたのは十分に理解できていないからと決めつけることなく、いろいろな角度から見ていく必要がありそうですね