と言うわけで4/1、あいにくの雨ではありましたが外装塗装を終えたキャラバンを引き取るべく、妻のワカコ事務局長と共にフレックス㈱のリノカ世田谷店へ行ってまいりました。
✅「自分好み」にする大切さ

当団体における無料学習支援事業は、設立当初より私個人が子ども時代に感じていたさまざまな想いが詰まっているのですが、その中のひとつに「コレでいいや、の支援を子どもは見抜く」と言う持論があります。
そもそもどんな家庭で育とうが、その子の生活水準こそがその子にとっての「普通」であり、「行ってみたい」とその子自身が思えない教室を作っても支援は届きません。貧困家庭だけではなくさまざまな要因が重なった結果、現在の「教育格差≒環境学力差」が起きているのであればなおさら、所得水準は高くとも両親の家庭不和に苦しめられた「子ども時代の自分が行きたいと思えるか」、または「自分の息子が通ってても惨めな気持ちにならないか」、がプロジェクトにおける重要な判断材料になるのです。
今回のキャラバンも支援者による想いが詰まっていると思えばこそ、車両を管理するであろう私自身が大切にしたくなる改造が必要だと思い、フレックス㈱様へのご相談や塗装協賛の実現につながったのですが、塗装レベルの高さが素晴らしいことはもちろん、「自分らしくをどこまでも」のキャッチコピーで車両をリノベーションしていく同社のRenocaブランド担当Sさんが自主的にご提案くださったフロントに貼られたNISSANロゴやグリルへの再塗装、そしてサビサビだった鉄ホイールへの黒塗装やロング袋ナットへの換装、リアゲートに貼られたブラック塗装済ロゴなどなど、自然なリノベーションが施されており、子どもに限らず大人もワクワクするような仕上がりになっておりました。
つくづく「自分らしく、自分好みにしていくことはプロジェクトを成功させるためにも大切な過程だなぁ。ステップアップ塾は最高な企業に応援していただいているなぁ。」と再認識したことは、言うまでもありません。

✅内装準備に向けて

と言うわけでキャラバンの外装もカッコ良くなったため、今日から本格的に車両の内装工事を始めるのですが、その前に内装のデザインと言えばまず相談すべきは、元学生講師で現在はイギリスの大手建築系企業にてエンジニアとして働いている和弥先生でしょ、とプロジェクトの話をしたところ改めて協力してくださることになったため、先日から打ち合わせがスタートしました。
今日はこれからデザインに基づいた資材の調整をするのですが、さて、どんな内装になるでしょうか。乞うご期待です。
つづく。

濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役