はじめまして。
早稲田大学文化構想学部2年生の小山すみれと申します。
他の学生講師同様に4月より講師を務めさせて頂いておりましたが、
さまざまの事情が重なり、ブログには少し遅れての登場となりました。
さて、今回は「メタ認知」についてお話しました。
メタ認知とは近年主に教育分野において注目されている概念で、
自分の思考や行動を客観的に認識することです。
もっと一般的な言葉に置き換えると、現状で何が出来て、
何が出来ないかの「振り返り」です。
メタ認知は、モニタリングとコントロールのプロセスから成ります。
モニタリングとは、ありのままの自分を精察することです。
この段階において、何が出来て、何が出来ないかをはっきりさせ、
さらにコントロールの段階で その状況に合わせて行動を修正します。
この繰り返しにより、実践するごとにステップアップを図るのがメタ認知のねらいです。
ステップアップ塾では、
ステップアップシートという名の「振り返り」シートを毎授業時配布し、
生徒に記入させ、
講師がチェック・コメントしたものを保護者の方にお家で確認して頂いていますが、
これはまさにメタ認知生成のメカニズムと言えるでしょう。
過去の記事にて講師の吉田大輝先生もPDCAサイクルの重要性、
またその発展性について述べられていますが、
勉強に限らず すべての事象に応用できるのが、
このメタ認知であり、ステップアップシートの方法です。
メタ認知を鍛えることで、より個別の状況に即した学習計画を設定することが可能となり、
ひいては長期的な目標(偏差値アップなど)の達成に繋がるでしょう。
ぜひ身近なところから実践してみて下さい。
自分の中にこうなりたいと強く願う将来像や、
曲がることのない信念があれば、
道は時に思いも寄らぬ形を取って拓けてゆきます。
そのための前提が、己の認知や行動力、行動の際のメタ認知となります。
今後も、このような話を通じて、
生徒たちが前向きに勉強に取り組んでくれるように、
工夫をしていきたいと考えています。
小山すみれ
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役