みなさんこんにちは!
講師代表の吉田大輝です。
まだ冬も終わっていないのにすでに花粉がとんでいる様ですね…。
花粉症の僕にとって春は本当につらい季節です。
なにか花粉症対策でいい方法がありましたら教えてください。
さて、笑。
ステップアップ塾では授業が始まる前に「先生のお話」という時間を設けています。
各講師が生徒に伝えたいことをお話する場です。
内容は先生によって様々です。
先週のステップアップ塾の先生のお話の時間では、
僕が自分の自己紹介に「ありがとう」というテーマを絡めて話しました。
“今日は先生の自己紹介をします!”
僕のこの言葉に
”約1年やってきて今更自己紹介って…。”
全生徒がそのときこう思ったと思いますが、
その時の自己紹介はいわゆる普通の自己紹介だったわけではありません。
僕ら講師は生徒のことをよく知っています。
家庭のこと、勉強がどのくらいできるか、どんな性格なのか…。
週一回しか会いませんが、
約一年を通して僕ら講師は生徒たちのことを考え、理解してきていると思っています。
しかし、生徒たちは僕らのことをよく知りません。
もちろん、僕らが大学生で、この先生は教え方がうまいとか、
優しい、怖い、面白いなど性格はわかってきているはずです。
ですが、家庭の事やどんな想いでこの塾の先生をやっているかという、
少し踏み込んだことまでは知らないでしょう。
僕は人と人のココロが近づく瞬間の1つに、
「お互いのことをより知った瞬間」があると思っています。
今いる生徒はこの塾の1期生です。
この塾にとってとても特別な存在です。
僕は来年度も継続して講師をやるに当たり、
今の生徒ともっとココロを近づけたいと思いました。
そこで今回は僕の家庭のことについて少しお話しました。
ところで、みなさん「ありがとう」の反対の意味はどんな言葉だと思いますか?
この答えはその人の考え方によって大きく変わるもので、
いろんな人がその答えを出しています。
その中で僕なりに1番しっくりきた言葉が、
「当たり前」という言葉でした。
まあ、なにを「当たり前」とするかによるんですが、
ここでは悪い意味でとらえているようです。
良いことばかりが起こるわけではないこの世の中で、
なにか感動したり感激することが起きて「ありがとう」という想いが生まれる。
「ありがとう」は「有難う」と書きます。
ある(存在する)ことが難しい。
有難いことに対してありがとう。
ステップアップ塾には家庭に問題を抱えた子供たちが集まっています。
実は僕もその一人です。
家に父、母がいるという一般的に当たり前であろうことが、
僕らにとっては当たり前ではありません。
その環境で育ったからこそ、
普通の家庭であることに当たり前ではなく、
それは本当に有難いことだよなあと思えます。
この話を一つの例として、
今普通に感じている事、環境、様々なことは当たりまえではない、
いろいろなことに感謝しよう、
ということをお話ししました。
今の生徒はあまりありがとうという言葉を使いません。
たとえ心の中で思っていても口に出して言わないとなかなか人に伝わりにくいものです。
些細なことでもその気持ちが持てたら自然に感謝の気持ちが生まれるはずです。
来週は僕の大学生活のお話を通して、
また僕の「ありがとう」に対する想いを生徒に伝えたいと思っています!
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!
吉田 大輝
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役