卓話をきっかけに、一昨年の秋から当塾にさまざまな支援をしてくださる東京ワセダロータリークラブ。
セカンドハーベスト・ジャパンを中心に廃棄食材をいただける体制になりながらも、肉や魚などのたんぱく質源への出費が高く困っていたところを、「お肉の提供」と言う形で、現在も続けてご支援をくださっているのです。
生徒と講師を合わせて、70人ほどのお腹を満たす食事を毎回用意する運営サイドとしては、予算上どうしても安い鶏肉を選びがちでしたが、この時から給食がとても豊かになり、当たり前のことかもしれませんが、素材の味までもが美味しくなった分、塾内に笑顔が増えたのです。
「察していただける」安心感
それだけでも充分ありがたい話ではあるのですが、クラブ内の有志の方が定期的に当塾への視察をしてくださるようになり、実際の給食規模を見てくださった方々が、「あの肉の量では足りないだろう」と、10月から肉の増量まで決めてくださりました。
負担になり過ぎてもご迷惑だろうと相談を躊躇していたこともあり、この判断は本当に助かっています。
また9月の視察時に行った塾の説明の延長から、ちょうど団体内で購入をしたいと考えていたプロジェクターの話をしたところ、同クラブの中島会長が経営する会社でちょうどプロジェクターを買い換えたらしく、不要になる旧型を提供してくださる運びとなったため、昨日無事に引き取らせていただきました。
※中島会長の市ヶ谷、株式会社東海リライアンスにて。
八洋の後藤社長や会長はもちろん、他団体のみなさまが可能な範囲で「察してくださる」機会を作ってくださるため、それこそ私自身も誰かに見守られている安心感を感じるようになりました。
この安心感こそ、当塾の支援対象でもある子ども達に必要な支援の本質なんだよな、と改めて思いつつ、この場を借りて結びのお礼とさせていただきます。
本当にありがとうございます。
ステップアップ塾 塾長 濱松 敏廣
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役