最近の私はステップアップ塾の運営はもちろん、食事つきトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」実現のため、さまざまな支援者の方を通じてさまざまな方にお会いさせていただいているのですが、先日ご紹介いただいた「障害者自立支援センターむく」の経営者・木村代表のビジョンに感動し、また親近感を感じたので当塾の支援者にもぜひその凄さを知っていただきたいと思い、ご紹介の記事を書いてみたいと思います。
◆ 助成金に頼らず、障害者の就業支援を実現しているNPO
業界ではかなり有名な団体なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、障害者の就業支援を行い、助成金に頼らず雇用を生み出しているこちらの法人は、運営レベルに圧倒的な差はありますので同格には語れませんが、当塾の運営団体維新隊ユネスコクラブと同様にプロジェクト形式で事業を行っているNPOです。
中でも有名なのはPC工房という中古PCを主に扱う事業で、全国から無料で引き取ったPCやタブレットの個人情報を無料で消去し、パーツを新たに組み合わせた上で再生させたリユースPCを販売する形で収益をあげています。
しかもむくさんの本当にすごいところが、関わっているスタッフの多くがさまざまな障害をお持ちであるにも関わらず、程度やジャンルに応じた仕事が割り振られ、ちゃんとお給料が支払われていると言うこと。
発達障害を持つ方も多く働いていたので、すごく希望の持てるNPOだなぁと感じました。
◆ 木村代表のビジョン
もともと数学者だと言う木村代表はプログラミングを含むPCに関するスペシャリストのため、福祉を扱う上では本来なら避けてはとおりにくい「障害者と性」についての先進的な研究・開発まで、取り組もうとしています。
こういう領域って綺麗ごとだけでは語れない、嫌な思いもたくさんされていると思います。
しかし、木村代表は当NPOと同様に夫婦で活動を行い、おそらく慰めあいながら今日の成功を収められている。
微力ではありますが私もかなり共感をしたので、ステップアップ塾としてもなにか、コラボができる領域がないか考えたいと思いました。
◆ PCに関する当塾への支援!?
いろいろな自信をいただけただけでも、この出会いは私にとってかなりのプレゼントではあったのですが、話を進めていくうちに木村代表はステップアップ塾への支援も決めてくださりました。
当塾では将来的に遠隔地指導などを行う予定があるため、中古のノートPCを支援企業のSCSK(株)様より既に15台ご提供いただいていたのですが、オフィス製品等の購入は別途行う必要があるため、その費用ねん出をどうするか頭を悩ませていたのですが、ダメ元でその相談をしたところ、すぐに商品提供の支援を決めてくださりました。^^
すごい話ですよね。
たくさんの愛と叡智が、ステップアップ塾に集まってきているように感じています。
関係各位のみなさま、ありがとうございました。
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役