祝日&年末年始を除く平日16時から21時までフル稼働で運営する、食事つきのトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」。
教育格差解消に取り組む当塾の新たな試みですが、プレオープンを本日19日に控え、17日の朝10時から支援者へのお披露目会を実施しました。
電気は引き込みが間に合っていないので発電機を使い、冷蔵庫は届いても使える電力がないぶん手作り感満載、工夫だらけのパーティでしたが、そのぶん温かい雰囲気になったように感じています。
ちなみに直前の朝まで学生講師のたくみ&松尾先生とそのお友達の中島くん、そして社会人スタッフの北島&わか先生と内装工事を続け、途中でフィニッシャーが壊れたため天井が一部ない&椅子の購入も間に合わない状況でしたが、お集まりいただいたたくさんの支援者のお陰で疲れも吹っ飛ぶ素敵な会になりました。^ ^
✅ 「電気の引き込みに半年かかる」現実と代替エネルギー
さて、改めてまずは電気について書きたいと思います。
たいていの社会問題はエネルギー問題とつながることは有名な話ではありますが、御多分に洩れず当自習室も現在エネルギー問題に巻き込まれています。
実は今回東京都が粋な計らいとして当自習室設置の許可をしてくださった場所は、着工平成35年を予定しているいわゆる「道路拡幅予定地」です。
更地なので、自習室での電気を供給するためには当然電気の引き込みが必要となります。
しかしこの引き込み作業は東京電力の独占事業でかつ負担も東電らしく、時限措置の可能性が高いこの場所では、正直気が進まないのかもしれません。10月20日から相談を続けておりますが、かなり難航しています。(今日からしばらくは、発電機を使います。)
すごーく残念な話ではありますが、事業者を経て得られた東電からの回答が人手不足を理由とした「半年後の工事」とのことなので、それはそれとして目の前のエネルギー問題を解決しなくてはなりません。
ソーラーパネルや小型風力発電などの自然エネルギーを用いながら電力を蓄電池に溜めながら進めていくことになりそうですが、それら資材をどのように集めていくかが今後の課題と言えそうです。
✅ 最新教材は揃えども。。。古いタブレットでの限界
それから教材について、です。
子どもたちの教材は森塾で有名な「フォレスタ」を5教科分、レンタル前提の紙教材として充分な量を確保しているため当面の学習環境は平気だと考えています。
しかし、当自習室の強みとして最新版のデジタル教材をたくさん収録できるタブレット教材「ATLS」と、遠隔地から学習指導のできる専用アプリ「VQS」を協賛いただいているにも関わらず、生徒用のメディア端末が足りていないため使用できないと言う、本当にもったいない状況です。
実際、使わなくなった古いiPadやアンドロイド端末を集め、去年から運用実験を重ねてみたのですが、OSサポートが終わった中古タブレットの場合映像が不鮮明になり、残念ながら性能が不十分だったため、使えません。
そこで新品で約4万円ほどのiPadを10台集める方針に切り替えたのですが、まだ3社ほどの協賛企業が足りない現状では約40万円の出費は大きいため、提供してくださる方を法人にこだわらずに10名限定で募集させていただきたいと、お披露目会を通じて発表させていただきました。
するとネットに書けば拡散協力をしてくださると言う方が現れましたので、こちらでも改めて募集をさせていただきます。
ご提供者のお名前はiPadの裏面に36mm×24mmシールとして貼り付け、大切に使わせ ていただきますので、ご提供可能な方は「studycamp@ishintai.org」までご連絡をお願いできませんでしょうか?
改めて、よろしくお願いいたします。
※ 上記はシールイメージです。
ちなみに、他にも必要になる機材はAmazonでリスト化させていただきました。
「4万は出せないなぁ。」と言う方も、いろいろありますのでぜひチェックいただけると幸いです。
✅ 集まってくれた支援者たち
さて、最後になりますが当日は原田よしあき環境大臣の名代・高田秘書を筆頭に、新宿区や東京都との調整でご協力くださった区議の檜山しんいち議員、そしてスポンサーのFLEX㈱山口執行役員、GMOメディア㈱森社長、ONECOINの上村様からのご祝辞を頂戴するとともに、大和証券グループ本社の瀬戸部長からはビールが届き、㈱ニューチャーネットワークスの高橋社長からは素敵なお花が届きました。
また当日ご参加くださった秋田一郎事務所の信谷秘書、(般社)山元学校の山元先生、㈱MH International Education社長のハビック真由香さんにまさとさん、東京ワセダロータリークラブの井上会長とよもじさん、みんな電力㈱の間内さん、ジーレックスジャパン㈱の石川社長に岩瀬さん、 ヒロセ企画の廣瀬会長、㈱キャリアヴィジョンの田邊社長、(般社)TO・WAの会そして内装協力してくださった北島さん、㈱A-PLANの吉田社長、SCSK㈱の杉崎さん、朝日生命ユネスコクラブの木間さん、日本メディア教育㈱の大塚社長、ありがとうブックの前原さん、㈱私塾会のみなさん、そして内部メンバーのたくみ先生、松尾先生、熊谷先生、菊次郎先生、永野先生、大山先生、みっこ先生、豊田先生、山ちゃん、てっちゃん、室屋、純さん、福ちゃん、わっさん、小清水さん、生徒のけんせい君には特に御礼申し上げます。
みなさん、本当にありがとうございました!
STUDY CAMPいよいよ本日から、スタートです!
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役
[…] 以前の記事に書いた通り、せっかく東京都が特例的に場所を貸してくださったにも関わらず、独占企業であるはずの某電力会社が電気の引き込みを渋っているため、残念ながら未だに電 […]