こんにちは!
二回目の登場となります、芝浦工業大学大学院1年の山田 知洋です!
今回は、授業が始まる前の時間で、塾生の皆に「字」の話をさせていただきました。
子どものころ、「なんで大人の人は字がキレイなんだろう」と思ったこと、ありませんか?
僕は小学生、中学生の頃、担任の先生が黒板やプリントに書いてくれる字を見て、
いつもそう思っていました。
そんなある日のこと。
中学1年の理科の授業のとき、先生から
「普段から書く字を、少し丁寧に書くように気をつけてごらん。
気づけばキレイな字が自然に書けるようになっているから」
と言われたことが印象的で、
その後普段から少しだけキレイに書くように気をつけてきました。
塾生の子達から見ればもう立派な大人であろう年齢になった今、
自分の書いた字を見るとやはり、
子どものころ自分が憧れていたくらい(?)キレイな字で書けているなと思います。
なので今度は、僕が塾生たちに「字の大事さ」を伝えようと思い、
今回その話をしました。
題材に選んだのは、宮沢賢治の「告別」という詩です。
言葉のリズムや、宮沢賢治が文章に込めた心が読み取れて、
個人的にとても好きな詩なのですが、
今回は塾生の皆に、
「この詩を“今まで生きてきた中でキレイな字”で書きましょう」と言いました。
2分間という短い時間、皆とても集中して、
人生で一番綺麗な字を書こうとしてくれました。
僕が今回伝えたかったのは、
“字はただ情報を伝えるのではなく、心を伝えるものなんだ”
ということです。
自分の書いた字をじっと見たとき、
宮沢賢治が詩にこめた心が読み取れるだろうか。
それを感じて、「字をキレイに書けること」の大切さが分かってくれていたら、
僕がこの塾に来た意味があると思います。
まだまだ大人としては未熟な僕ですが、
限られたこの一年間という時間で、
塾生の子達に多くのことを伝えられたらと思っています。
それでは、次回の先生のブログをお楽しみに!
濱松 敏廣
「子ども時代に感じたDV家庭での不条理を、他の子ども達にまで感じさせたくない。」
そんな想いで、ステップアップ塾を開塾しました。
子ども目線での「有ったらいいな。」を忘れずに、食事つきを前提とした無料学習支援を実施しています。
ヤフーニュースへの寄稿
・「おんぶ」をせがむ小・中学生たち 生育環境で得られなかった「愛」を求めて
・学習塾の自粛で”居場所”失う子たち
・子どもの「スマホ依存」、どう向き合うべきか?取り上げることが「解決」ではない場合も
・“教育格差”是正に向けた1つのヒント 個別指導型オンライン学習のメリデリ
・食べられない子どもたちの現実 “SOS”を見逃さないために大人ができること
誕生日:1976年7月2日
出 身:東京都板橋区
学 歴:明治大学経営学部卒
現 職
・NPO法人維新隊ユネスコクラブ/理事長
・ステップアップ塾/塾長
・株式会社MACH2/代表取締役