塾長便り

「感性を磨け!『人生の楽しみ方』」ステップアップ塾通信vol.03 VOICEより転載

投稿日:2016年11月1日 更新日:

私とワカ先生は、2010年の5月から12月までの約7ヶ月の間に、自転車とリヤカーを使って47都道府県・日本一周の旅をしたことがある。目的は日本文化をテーマとしたドキュメンタリー映画を製作すること。自分たちで立案しスポンサーを募る、まさしく体当たりの企画である。

残念あがら帰京したその3ヶ月後に東日本大震災が起こり、製作資金の提供を約束してくれてた人の多くがスポンサーを降りてしまったため映画製作は延期となったが、その旅で私たちはたくさんのことを学んだ。

中でも特に印象深かったことを三つ挙げるとすれば、

  • 各県には素晴らしい食文化や歴史、地域を支える人がいる、ということ
  • 道路、屋根、水の出る環境は、先人が作り上げてくれたものだ、ということ
  • TVやインターネットなどで語られる情報の多くは嘘も多い、ということ

である。

普通の大学教育過程を修了しただけでは得られない、貴重な体験ができたことに感謝をすると共に、人生を面白くするのもつまらなくするのも自分の心がけ次第であり、多少の困難は乗り越えられることを私は改めて知った。

当塾では清掃活動やお茶会など、通常の塾では課外授業にすらならないような体験をカリキュラムに入れているのだが、そんな面倒なことをする理由はなにか?自分たちで考え、感じてみて欲しい。当塾を通じて大人たちが君たちを支援するのはなぜか。考え、そして感じることのできる感性を身につけよう。

ステップアップ塾 塾長 濱松 敏廣

※2016年9月1日より、毎月紙媒体として発行されている学級新聞(4P〜6P)から、定期的に塾長担当記事の「VOICE」のみを転載しています。学級通信は、当塾への支援者を対象に送付、または授業参観にお越しの方への参考資料としてお渡ししています。

IMAGINATION_NovOL

-塾長便り

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

熊本地震で被災された小・中学生の受け入れについて

熊本地震が発生して、約10日。現地のみなさまにおかれましては、とても不安な毎日を過ごされていると心よりお見舞い申し上げます。 東日本大震災時、被災地での現地支援を二年間継続した我々維新隊ユネスコは、罹 …

STUDY CAMPのお披露目会と電気問題を含む、これからの課題

祝日&年末年始を除く平日16時から21時までフル稼働で運営する、食事つきのトレーラーハウス自習室「STUDY CAMP」。 教育格差解消に取り組む当塾の新たな試みですが、プレオープンを本日19日に控え …

「スマホ」と「居場所」。社会/大人の責任

 こんにちは、社会人ボランティア講師の熊谷です。在宅勤務が続き、通勤時間短縮になった時間を、最近では法律(特に憲法と民法)学習に手を出し始めました。解説書を読むと、法学って数学の証明と同じなんだなーと …

「生徒および保護者のみなさまへのご挨拶」ステップアップ塾通信vol.01 VOICEより転載

「教育支援は、本来日本政府が考えるべきことだ!」– 教育格差という言葉自体、あまりメディアでの報道がされていなかった開塾当初、当塾への支援や協働を呼びかけると、私は決まって冒頭に書いたよう …

英単語テスト・無料公開奮闘記03~より多くの人が使える英単語テストの開発~【発行に向けた調整】

受験において、塾にいけない子ども達が塾に行っている他の子どもに比べて不利になるのには、いくつかの理由があると言えます。 その中でも、子ども達の「テスト経験値」に目をつけて対策を講じている無料塾は、なに …

記事カテゴリー

Translate:

◆メディア紹介

▼BS朝日「読むバトンタッチ」

▼日テレ「すけっと」公式ダイジェスト

▼SUJ公式
「私が勉強する意味」

▼SUJ公式
「オンライン授業下の工夫」

▼SUJ公式
「子どもの時、言えなかったこと」


◆支援をする

▼クレジットカードで寄付

▼口座振込で寄付

▼税控除サイトで活動指定寄付

▼携帯電話支払いから寄付

▼塾が必要とする物資で支援
※「Amazonみんなで応援プログラム」掲載中




▼持っている本で塾に支援


◆登録をする

▼入塾資料請求フォーム 2024年度

▼ボランティア登録フォーム


◆LINK

▼運営「NPO法人維新隊ユネスコクラブ」

▼自習室「STUDY CAMP」

電話サポート(平日10-18)